買っても当たらない⁉︎「海外宝くじ」業者が高齢者をターゲットに!

「宝くじ」は、もし当たったらという夢を買うようなもの。
しかし国内における「海外宝くじ」は、最初から当選する可能性のない悪質商法です。
高齢者の被害・トラブルが多いので注意が必要です。

「宝くじというと、損をしてもせいぜい数千円でしょ」と思いがちですが、実は「海外宝くじ」による被害額はかなり大きく、全国に寄せられた相談をみると、相談に来た時点で平均100万円以上を既に払い込んでしまっているのです。
中には財産をほぼ使い切ってしまった深刻なケースさえあります。
1回の購入額は少額でも、次々と買い続けるように引き込まれ、支払総額が大きくふくらんでしまうのです。

この海外宝くじ被害のもう一つの特徴は、被害にあっている人の半数を高齢者が占め、なかでも男性の割合が高いことです。

海外宝くじは、昔からあった悪質商法ですが、最近でも年間8000件を超える相談が寄せられています。

信じ込んで数百万円購入し続けた人も

突然、「あなたが当選しました!」「高額の賞金が当たる海外宝くじ」などと書かれた海外からの手紙(ダイレクトメール)やEメール送られてきたことはないでしょうか。
まるで宝くじに当選したかのような内容だったり、海外の宝くじが簡単に買えるという内容だったりしますが、わずかな額だからとそれを信じて購入申し込みをしてはいけません。
業者が本当に宝くじを購入しているかどうかすら確認することはできません。

事例①

エアメールでオーストラリアからの公営宝くじが当選したというダイレクトメールが届いた。
当選金を受け取る手続きのための費用が必要とあったので、同封されていた封筒に現金を入れて送付した。
1回に送付したのは約1万5000円。
何度か1000円から2000円の小切手が送られてきたので、いつかは高額賞金が当選すると思い、送り続けてきた。
最近、当選金を受け取るための権利確定をするというダイレクトメールが届いたので、記載された通りのお金を支払ったが、当選金は入金されない。
これまで200万円支払った。

多くの場合はそんなダイレクトメールはゴミ箱に投げ捨てておしまいです。
しかし、つい興味を持ってしまったり、判断力が衰えたりして、送金してしまう人もいるのでしう(悪質業者はあえて高齢者を狙ってダイレクトメールを出しているようです)。
このため、高齢者の世話をしている家族や、介護ヘルパーから相談が寄せられることも少なくありません。

事例②

ヘルパーとしてお世話している高齢者から、「海外に定額小為替を送りたいので、郵便局で買ってきてほしい」と頼まれた。
不審に思って話を聞いたところ、簡単な算数のクイズに答え、一緒に審査料数千円を送ると、抽選で賞金が当たるという。
前から送金しているようで、同様のダイレクトメールが週に数通は届いていることもわかった。
宝石のついた装飾品が当たったこともあり、本人は信じきっている。
その装飾品を見せてもらったが、どう見ても偽物である。

そもそも国内で海外宝くじを買うのは違法

海外宝くじの申し込み金額は1回あたり数千円ですが、何度も申し込んだり、クレジットカードで継続的に申し込むようにさせられて、被害が大きくなってしまいます。

一度、海外宝くじの購入手続きをすると、業者からはカモと見なされ、頻繁にダイレクトメールが届くようになります。
実際に、半年でダンボール箱2箱分という信じられないような量のダイレクトメールが送られてきたケースもあります。

ダイレクトメールは、驚くほど高額の当選金の獲得をにおわせていますが、記載されている文書の意味は非常にわかりにくいものです。
例えば、「あなたは4億1000万円を現金でお受け取りいただけます。当社のコンピュータシステムが、何千人もの中からあなたを選び出しました。そこで当社ではあなたの支払い賞金ステータスを有効にさせていただきました」
といった文面ですが、よくよく読むと当選したとはどこにも書かれていません。
最初から勘違いさせるつもりで、こうした書き方をしているのでしょう。

そもそも、国内で海外宝くじの発売、あるいは発売の取り次ぎ、授受を行うことは法律で禁止されています。
消費者が海外宝くじを購入することも違法行為となります。
また事例①のように、普通の封筒に現金を入れて送ることも禁止されています。
それを指定してくる業者は、最初から信用できるわけがありません。

それに、海外宝くじの現物は、購入者の手元には送られてこないので、当選の事実を当人は確認できませんし、自ら換金をすることもできません。
つまり、確実に当選金が支払われるかどうかの保証は、まったくないのが海外宝くじです。

お金を取り戻すのは、ほぼ不可能

海外宝くじで被害にあったとしても、業者からお金を取り戻すことはほとんど不可能と考えるべきです。
送付の宛先には私書箱が使われていることが多く、外国の連絡先が記載されていても国際郵便かファックスでのやりとりしかできず、業者との直接交渉が困難なケースがほとんどです。
また、クレジットカードで支払った場合は、カード会社と交渉しても、「消費者が申込書に記載・送付しており、自己責任である」という理由で、解決できないことがほどんどです。

ですから、最初からそのようなダイレクトメール、ファックス、Eメールにはとりあわないことです。

また、高齢者の被害は、家族などが気付いたときはすでに多額の費用を支払っていることが多いので、「海外宝くじ」は悪質業者だときちんと高齢者に伝えておいてください。
そして、日頃から何か変わったことはないか、海外に親しい人もいないのにエアメールが多く届いたりしていないか、周囲の人が見守ることが大切です。

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